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インプレッサといえばターボ、というイメージを持っている方は多いはずです。でも新型のカタログを見ると、ターボの文字が見当たりませんよね。
結論から言うと、現行インプレッサにターボ車はありません。2026年9月改良後は2.0L自然吸気ガソリンの「Smart Edition」1グレードだけです。
この記事では、スバル インプレッサのターボの今と、ターボに乗りたい人が選べる道を順番に見ていきます。
新型インプレッサにターボはある?
ありません。現行の6代目(GU系)は、発売された2023年4月から一度もターボ車を出していません。
- 現行インプレッサは2.0L自然吸気(ノンターボ)だけ
- インプレッサのSTIモデルは2014年にWRXとして独立した
- ターボが欲しいなら、スバルの別の車種か古い世代の中古になる
現行のエンジンを数字で見るとこうなります。
| 項目(Smart Edition・公式諸元表2026.09) | 内容 |
|---|---|
| エンジン | FB20 2.0L 水平対向4気筒 直噴 |
| 過給機 | なし(自然吸気) |
| 最高出力 | 154PS/6,000rpm |
| 最大トルク | 193N・m/4,000rpm |
| 価格(税込) | FWD 2,865,500円/AWD 3,135,000円 |
改良前(2026年9月まで)にあったe-BOXERも、ターボではなくマイルドハイブリッドです。エンジンにモーターを足した仕組みで、過給機は付いていません。
エンジンの詳しい中身はインプレッサのエンジン性能、現行グレードはSmart Editionとはで書いています。
新型STIは出る?「インプレッサ STI」の今
「インプレッサ 新型 STI」で調べる方も多いですよね。
実は、インプレッサの名前が付いたSTIモデルは、もう新しく出ていません。WRX STIは2014年にインプレッサから独立し、「WRX」というシリーズになりました。
| 時期 | 速いモデルの扱い |
|---|---|
| 1992年〜(初代GC系ほか) | インプレッサWRX・WRX STiとして登場 |
| 2000年〜(2代目GD系) | インプレッサWRX STi |
| 2007年〜(3代目GH/GR系) | インプレッサWRX STI |
| 2014年〜 | WRXとして独立(インプレッサの名前から外れる) |
『じゃあ、今のインプレッサのSTIって何?』と思った方もいるかもしれません。
2026年1月に出た「ST-H STI Performance Edition」は、STIのパーツで仕上げた特別仕様車です。エンジンはe-BOXERで、ターボではありません。
特別仕様車の中身はインプレッサの特別仕様車一覧、WRX STIの流れはWRX STIとはで詳しく見ています。

なぜ「インプレッサ=ターボ」のイメージが強いの?
インプレッサが登場した1992年から、WRXやWRX STiといったターボのモデルが看板でした。ラリーで活躍したこともあって、「インプレッサは速い車」という印象が広まったんです。
その印象のまま新型を見ると、『あれ、ターボが無い』と驚くのは自然なことです。
ただ、2014年にWRXが独立してからは、インプレッサは普段使いのハッチバックとして作られています。同じ名前でも、車の役割が変わったと考えると分かりやすいです。
歴代の流れはインプレッサの歴代モデル一覧で年表にしています。
なぜ現行インプレッサにはターボが無いの?
スバルは理由をはっきり発表していません。なので、ここからはよく言われる見方です。
- 速さを求める人向けの車は、WRXやレヴォーグに分けている
- インプレッサは燃費と価格のバランスを重視する立ち位置になった
- 2026年9月の改良で、グレードを1つに絞って価格を抑える方向に寄せた
例えば、販売店でこんなやり取りになることがあります。
「インプレッサでターボはありますか?」
「今はありません。ターボならレヴォーグかWRX S4になりますね」
車格も価格も上がりますが、スバルの中でターボを選ぶならこの2台が候補です。
ターボが欲しい人の3つの選択肢
『どうしてもターボに乗りたい』という方に向けて、選べる道を並べました。
| 選択肢 | 良いところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|
| スバルの別車種(レヴォーグ・WRX S4) | 新車で保証付き、安全装備も新しい | 価格はインプレッサより上がる |
| 昔のインプレッサWRX系の中古 | 「インプレッサのターボ」そのもの | 年式が古く、整備費がかかりやすい |
| 他メーカーのターボ付きハッチバック | 選べる幅が広い | スバルのAWDとは乗り味が違う |
スバルの中でどれを選ぶかはインプレッサとレヴォーグ・WRX S4・BRZの違いで比べています。

中古のインプレッサのターボ車を選ぶときの注意点
昔のインプレッサWRXやWRX STIの中古は、今も人気があります。ただ、古い年式の車なので見ておきたい点が多いです。
見た目がきれいだから大丈夫と思い、整備記録を見ずに買うこと。ターボ車は前のオーナーの乗り方で状態が大きく変わります。
- 車検証の型式で、本当にターボのグレードか確かめる
- 整備記録簿でオイル交換の間隔を見る
- 改造の有無(マフラー・吸気・ECU)を販売店に聞く
- 試乗で白煙や異音、加速の息つきがないか確かめる
- 修復歴と下回りのサビを確認する
ここが大事なところです。改造されている車は、元に戻す費用や車検に通るかの確認が別に必要になることがあります。
人気のある年式や限定車は、状態の良い車ほど値段が上がりやすいとも言われます。焦って決めず、何台か見比べてから選ぶのがおすすめです。
気に入った1台が見つかったら、販売店に整備記録のコピーをもらえるか聞いてみてください。記録がそろっている車は、前のオーナーが大事に乗っていた目安になります。
中古ターボ車の維持費で見ておきたいこと
買う時の値段だけでなく、乗り続ける費用も見ておきたいですよね。
古い年式の車は、自動車税や重量税が新しい車より高くなる区分に入ることがあります。燃料の指定がハイオクのモデルもあるので、車検証と取扱説明書で確かめておきましょう。
ゴム部品や足まわりなど、年数で傷む部品の交換も控えていることが多いです。購入前に「次の車検でどこを替えそうか」を販売店に聞いておくと、予算が立てやすくなります。
価格は年式・走行距離・状態で大きく変わります。中古の相場感はインプレッサの買取相場や中古車の選び方も参考にしてみてください。
レヴォーグ・WRX S4に乗り換える前に確かめたいこと
ターボのためにスバルの上の車種へ移るなら、価格以外の違いも見ておきたいですよね。
- ボディの大きさと、家の駐車場に入るか
- 燃料がレギュラーかハイオクか
- 自動車税の区分(排気量)がどう変わるか
- 任意保険料がどれくらい変わるか
インプレッサは自動車税が年36,000円で、燃料はレギュラーです。ターボ車に移ると、こうした維持費の前提が変わることがあります。
維持費の考え方はインプレッサの維持費で、内訳を出しています。
インプレッサスポーツのターボ化・ECU書き換えはあり?
「インプレッサスポーツ ターボ化」「ECU書き換え」で調べる方もいますよね。
技術的には不可能ではありません。ただ、現実的にはおすすめしにくい理由があります。
- 加速の力強さが増す
- 自分好みの乗り味にできる
- 作る過程そのものを楽しめる
- メーカー保証が受けられなくなることがある
- 車検に通る状態かの確認が必要になる
- 任意保険で申告が必要になることがある
ターボ化は部品代と工賃に加えて、エンジンやCVTへの負担も増えます。ECU書き換えも、状態によってはディーラーで点検を断られることがあります。
『そこまでお金をかけるなら…』と考えると、最初からターボの車を選ぶほうが結果的に安く済むことも。
改造を考えるなら、信頼できる専門店で保証や車検の扱いを先に確かめておきましょう。
改造した車は、買い取りの査定で評価が分かれやすいです。純正パーツを取っておくと、売るときに戻せるので安心です。
ターボ化よりお金をかけずに走りを楽しむ方法
『改造まではしないけど、もう少し走りを楽しみたい』という方もいますよね。現行インプレッサでも、できることはあります。
- SI-DRIVEをSモードにして、アクセルの反応を強める
- パドルシフトで回転を高めに保ってカーブを抜ける
- タイヤを走りを重視した銘柄に替える
- STIの純正アクセサリーで見た目と足まわりを整える
特にタイヤは、走りの印象を大きく変えるパーツです。純正サイズ(205/50R17)のまま銘柄を替えるだけでも、ハンドルの手応えが変わることがあります。
純正アクセサリーの話は純正アクセサリー・STIパーツで見ています。
現行インプレッサを選ぶならこんな人
ここまで読んで、ターボが無いならやめようかなと思った方もいるかもしれません。
ただ、インプレッサが合う人もはっきりいます。
- 速さより、毎日の乗りやすさと燃費を重視したい
- 300万円前後でAWDのハッチバックがほしい
- 11.6インチディスプレイとアイサイトが標準の車がいい
- レギュラーガソリンで維持費を抑えたい
グレード選びの全体はインプレッサのグレードの違い、値引きの相場はインプレッサの値引き相場で見られます。
旧e-BOXER車を中古で狙う手もあります。違いはe-BOXERの記事で比べています。
よくある質問
新型インプレッサにターボはありますか?
ありません。現行(6代目GU系・2026年9月改良後)は2.0L自然吸気ガソリンの「Smart Edition」だけです。
インプレッサの新型STIは出ますか?
公式の発表はありません。STIの名前が付いた速いモデルは、2014年からWRXシリーズとして別の車になっています。
STI Performance Editionはターボですか?
ターボではありません。2026年1月に出た特別仕様車で、ベースはe-BOXER(マイルドハイブリッド)のST-Hです。
インプレッサスポーツのECUを書き換えると車検に通りませんか?
書き換えの内容しだいで、一律には言えません。保証や車検の扱いが変わることがあるので、作業前に専門店とディーラーで確かめておくのが安心です。
インプレッサのターボ車を中古で買うときの注意点は?
型式でターボのグレードか確かめ、整備記録と改造の有無を見ておきましょう。年式が古い車が中心なので、試乗で白煙や異音がないかも確かめてください。
まとめ
- 現行インプレッサにターボ車は無い(2.0L自然吸気の154PSのみ)
- STIの名前が付いた速いモデルは2014年にWRXとして独立した
- ターボが欲しいならレヴォーグ・WRX S4か、昔のWRX系の中古
- ターボ化やECU書き換えは保証・車検・保険の確認が先


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