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『インプレッサで車中泊ってできるの?』『キャンプの時に車で寝られたら楽なのに』と考えている方もいますよね。
結論から言うと、インプレッサは後席を倒してマットを敷けば、1〜2人で横になることはできます。ただし、完全なフルフラットにはならないので、段差を埋めるマット選びが快適さを左右します。
この記事では、スバル インプレッサで車中泊をする時の寝る場所の作り方と、マットや装備の選び方をお話しします。
インプレッサで車中泊はできる?
まずは寝る場所の広さを数字で見てみましょう。現行の6代目(GU系)は5ドアハッチバックで、後席は6:4分割可倒式です(公式諸元表・2026.09)。
- 後席を倒すと、荷室から前席の後ろまで寝る場所を作れる
- 背もたれを倒しても完全には平らにならず、段差や傾きが残る
- 身長の高い人は、前席を前に出すか斜めに寝る工夫がいる
- 快適に寝るなら、厚みのあるマットがほぼ必須
| 項目 | 寸法 | 車中泊での意味 |
|---|---|---|
| 室内長 | 1,925mm | 前席を含めた室内の前後の長さ |
| 室内幅 | 1,505mm | 2人で並べるかの目安 |
| 室内高 | 1,200mm | 起き上がった時の頭上の余裕 |
| 荷室の床面長 | 816mm | 後席を起こしたままの奥行き |
| 荷室の床面幅(ホイールハウス部) | 1,090mm | 足元側の一番狭い所の幅 |
出典はスバル公式の諸元表(2026.09)と公式サイトの荷室寸法です。後席を倒した時の「寝られる長さ」は公式に載っていないので、実車で測るのが確実です。
『室内長1,925mmあるなら、大人でも寝られる?』と思うかもしれません。ただ、室内長は前席も含めた長さなので、寝る場所として使えるのはそこから前席の分を引いた長さなんです。

前席を倒して寝るのはどう?
『後ろを倒すのが面倒だから、運転席を倒して寝ればいい?』と考える方もいますよね。
仮眠ならそれでも休めます。ただ、前席の背もたれを倒しても体は斜めのままで、足も伸ばせません。ひと晩しっかり眠るなら、後席を倒して横になるほうが体は楽です。
| 寝方 | 準備の手間 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 前席を倒す | ほとんどなし | 道の駅やSAでの短い仮眠 |
| 後席を倒してマットを敷く | ひと手間かかる | キャンプでひと晩寝る |
| 後席の片側だけ倒す | 少しかかる | 1人で寝て、荷物も積んでおく |
1人で車中泊するなら、後席の6の側だけ倒して寝て、4の側に荷物を置く使い方もあります。荷物の置き場に困りにくいので、ソロキャンプで試してみる価値がありますよ。
車全体の大きさはインプレッサのサイズ一覧にまとめています。
フラットに近づける手順
ここからは、実際に寝る場所を作る流れです。ポイントは「倒す」「前に出す」「埋める」の3つですよ。
- 荷室と後席の荷物をすべて下ろす
- 前席を一番前まで出し、背もたれを前に起こす
- 後席のヘッドレストを下げ、背もたれを両方前に倒す
- 倒した背もたれと荷室の床の段差を、クッションや収納ボックスで埋める
- その上に車中泊マットを敷き、寝る向きを決める
前席を前に出すのは、倒した後席の背もたれとの間にすき間を作らず、寝る長さを少しでも稼ぐためです。
例えば、こんな会話がよくあります。
「頭は前と後ろ、どっちにする?」
「背もたれのほうが少し高いから、頭をそっちにしようか」
倒した背もたれは、荷室の床より少し高くなったり、傾いたりすることがあります。高いほうに頭を向けると、寝た時の違和感が少なくなりやすいです。
- 段差を埋めずにマットを敷いて、腰のあたりが沈んで眠れない
- 前席を前に出し忘れて、足がはみ出す
- 後席の背もたれをしっかり倒しきらずに、夜中に少しずつ起きてくる
後席の倒し方の細かい点はインプレッサのシートアレンジとチャイルドシートで見ています。
車中泊マットの選び方
インプレッサの車中泊で、一番差が出るのがマットです。『安いマットでいいかな』と思いがちですが、ここは少しこだわってみてください。
| マットの種類 | 良いところ | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| インフレーターマット(厚め) | 段差を吸収しやすい | たたんだ時にかさばる |
| エアマット | 軽くて小さくたためる | 空気が抜けると底つきする |
| 折りたたみウレタンマット | 広げるだけで手間がない | 厚みが足りないと段差を感じる |
| 車種専用のベッドキット | 段差なく平らに近づく | 値段が高く、置き場所も取る |
選ぶ時は、厚みと寸法を荷室の寸法と照らし合わせるのがコツです。床面幅はホイールハウス部で1,090mm(公式サイト記載)なので、幅の広いマットは足元側でつかえることがあります。
- 後席を倒した時の長さと幅を、メジャーで実際に測っておく
- マットの幅が、ホイールハウスの間(1,090mm)に収まるか
- 厚みが、背もたれと荷室の床の段差を吸収できるか
- 使わない時に、荷室に積んでおける大きさか
『2人で寝られる?』という方もいるはずです。室内幅は1,505mmですが、足元側はホイールハウスで狭くなります。大人2人なら、少し窮屈な前提で考えておくと安心です。

キャンプで使う電源と明かり
キャンプや車中泊では、スマホの充電や明かりが欲しくなりますよね。
インプレッサの主要装備表(2026.09)には、後席用のUSB(Type-A/C)とDC12V電源が載っています。スマホの充電や小さな電気製品なら、ここから取れます。
- 追加の道具がいらない
- スマホや小型ライトの充電には十分
- 走行中に充電しておける
- エンジンを止めても電気を使える
- 電気毛布など消費の大きい物も使いやすい
- 本体が重く、置き場所を取る
ここが大事なところです。エンジンを止めたまま車の電源を長く使うと、バッテリーが上がるおそれがあります。夜通し電気を使うなら、ポータブル電源を持っていくほうが安心です。
例えば、こんな場面です。
「夜にスマホを充電したいけど、エンジンはかけたくないね」
「じゃあ、昼間の移動中に満タンにしておいて、夜はモバイルバッテリーを使おう」
移動中に車の電源でスマホやモバイルバッテリーを充電しておけば、夜は車の電源に頼らずに済みます。ちょっとした段取りで、バッテリーの心配はかなり減らせますよ。
バッテリー上がりの対処はインプレッサのバッテリー上がりと交換にまとめています。
明かりは、車の室内灯を長くつけっぱなしにするより、電池式のランタンを持っていくのがおすすめです。車のバッテリーを使わずに済みます。
車中泊で気をつけたいこと
車中泊は楽しい反面、気をつけたいこともあります。とくに寝ている間のことは、事前に知っておきたいですよね。
- エンジンをかけたまま寝ない。雪で排気口がふさがると、排気ガスが車内に入るおそれがある
- 窓を少しだけ開けるか、換気の時間を作る
- 夏は車内が高温になりやすく、冬は冷え込むので、季節に合った寝具を用意する
- 車中泊ができる場所かどうか、施設のルールを確かめる
『冬はエンジンをかけて暖房をつけたい』と思う方もいるかもしれません。ただ、エンジンをかけたまま寝るのは避けて、寝袋や電気毛布で暖を取るのが基本です。
- 厚めの車中泊マットと寝袋
- 段差を埋めるクッションや収納ボックス
- 電池式のランタン
- 窓の目かくし用のサンシェード
- 結露をふくタオル
- 小さめのゴミ袋
冬は窓の内側に結露が出やすいので、朝はタオルでふいてから走り出しましょう。窓が曇ったままだと、前が見えにくいうえにアイサイトのカメラも見えにくくなることがあるんです。
窓の目かくしには、サンシェードやカーテンが便利です。外からの視線も防げるので、落ち着いて眠れますよ。選び方はインプレッサのサンシェード・カーテン・フロアマットの選び方で見ています。
インプレッサスポーツでも車中泊できる?
5代目(GT/GK系)までの「インプレッサスポーツ」で車中泊を考えている方もいますよね。インプレッサスポーツも5ドアハッチバックなので、後席を倒してマットを敷く考え方は同じです。
ただ、世代が違うと室内や荷室の寸法も違います。中古で選ぶ時や、車種専用のベッドキットを買う時は、適合表の型式(GT系、GU系など)を確かめてみてください。
車中泊向きか、他の車も比べるか
インプレッサは、ふだん使いの走りやすさと荷物の積みやすさのバランスを取った車です。車中泊を「たまにする」なら十分こなせますが、「何泊も続けて寝る」なら物足りなさを感じることも。
| 使い方 | インプレッサでの向き不向き | ひとこと |
|---|---|---|
| キャンプ場で1泊、テントの代わりに | 向いている | マットがあれば快適に寝られる |
| 道の駅での仮眠 | 向いている | 前席を倒して休むこともできる |
| 大人2人で何泊も続ける | 工夫がいる | 荷物の置き場が足りなくなりやすい |
| 寝ながら車内で作業もしたい | 不向き | 室内高1,200mmで座ると頭上が近い |
まずは近場のキャンプ場で1泊試してみて、寝心地や荷物の量を確かめてから、遠出の車中泊に広げていくのがおすすめです。
荷物をたくさん積みたい時の積み方はインプレッサの荷室の広さで詳しく見ています。
『車中泊をもっと本格的にしたい』という方は、背の高い車と比べてみるのも1つの方法です。スバル内ならクロストレックとの違いをインプレッサとクロストレックの違いで見ています。
買う車が決まったら、次は値段ですよね。値引きの相場と交渉の順番はインプレッサの値引き相場と限界額にまとめています。
よくある質問
インプレッサはフルフラットになりますか?
後席を倒すと荷室から前席の後ろまで広い面ができますが、完全には平らになりません。段差や傾きが残るので、クッションやマットで埋めるのが前提です。
インプレッサで大人2人は寝られますか?
室内幅は1,505mmですが、足元側はホイールハウスで狭くなります。寝ることはできても窮屈になりやすいので、1人か、小柄な2人までと考えておくと安心です。
身長180cmくらいでも寝られますか?
後席を倒した時の寝られる長さは公式に載っていません。前席を一番前に出したうえで、実車でメジャーを当てて測るのが確実です。足りない時は斜めに寝ると長さを稼げます。
車中泊中にエンジンをかけてもいいですか?
エンジンをかけたまま寝るのは避けてください。とくに雪の日は排気口がふさがると排気ガスが車内に入るおそれがあります。暖を取るなら寝袋や電気毛布を使いましょう。
インプレッサスポーツと現行で車中泊のやり方は違いますか?
どちらも5ドアハッチバックで、後席を倒してマットを敷く考え方は同じです。寸法は世代で違うので、ベッドキットなどは適合表で型式を確かめてください。
まとめ
- インプレッサは後席を倒してマットを敷けば、1〜2人で横になれる
- 室内長1,925mm・室内幅1,505mm・室内高1,200mm(公式諸元表・2026.09)
- 完全なフルフラットにはならないので、段差を埋めるマットが大事
- 後席用USBとDC12V電源はあるが、夜通しの電気はポータブル電源が安心
- エンジンをかけたまま寝ない。換気と季節に合った寝具を用意する




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