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インプレッサを買う前に『何年か乗って売る時、いくらで売れるんだろう』と気になりますよね。
結論から言うと、インプレッサのリセールは年式と走行距離でほぼ決まり、駆動方式と色で少し差がつく車です。オプションで払った分がそのまま戻ってくることは、あまり期待しないほうが安心です。
この記事では、スバル インプレッサの売値が何で変わるのかを、新車価格の数字と計算例で見ていきます。
インプレッサのリセールバリューは高い?低い?
『スバル車ってリセールが悪いって聞くけど本当?』という声もありますよね。
リセールバリューは、新車価格に対して売る時にどれくらいの値段が付くかのことです。残価率と呼ばれることもあります。
実は、インプレッサのような5ドアハッチバックは、人気のSUVと比べると売値が伸びにくい傾向があるんです。中古車として買いたい人の数が、SUVほど多くないためです。
- 売値を一番大きく動かすのは年式(何年たったか)と走行距離
- 雪国で求められるAWDや、定番の白・黒系は売りやすいと言われる
- オプション代はそのまま上乗せされにくい
- 同じ車でも、売る先(下取りか買取か)で差が出る
リセールの数字は、時期・地域・車の状態でかなり変わります。この記事の数字は、あくまで考え方をつかむための目安として見てみてください。
グレード・駆動方式で売値はどう変わる?
まずは新車価格を並べてみます。売値は新車価格が土台になるからです。
| グレード | パワートレイン | FWD | AWD | 扱い |
|---|---|---|---|---|
| Smart Edition | 2.0Lガソリン | 2,865,500円 | 3,135,000円 | 現行(2026年9月改良後) |
| ST-G | 2.0L e-BOXER | 2,959,000円 | 3,179,000円 | 改良前(C型) |
| ST-H | 2.0L e-BOXER | 3,157,000円 | 3,371,500円 | 改良前(C型) |
| ST-H Style Edition | 2.0L e-BOXER | 3,300,000円 | 3,514,500円 | 改良前(C型) |
価格はスバル公式のメーカー希望小売価格(消費税10%込)です。2026年9月17日発表の改良(D型)でe-BOXERは廃止され、現行はSmart Edition(2.0Lガソリン)1グレードになりました。
e-BOXERは廃止で売値が下がる?
『e-BOXERが無くなったら、中古の値段が下がるのでは』と心配になりますよね。
正直なところ、廃止が売値にどう効くかはまだはっきりしていません。燃費が良い(WLTCでFWD 16.6km/L、AWD 16.0km/L)ことを評価する人もいれば、ガソリン車で十分と考える人もいます。
| 比べる点 | 旧e-BOXER(ST-G・ST-H) | 現行Smart Edition |
|---|---|---|
| WLTC燃費(FWD/AWD) | 16.6/16.0km/L | 14.0/13.6km/L |
| 新車時の価格帯 | 高め | 低め |
| 装備 | グレードで充実 | 一部がメーカー装着オプション |
旧ST-Hは新車価格が高かったぶん、売値も高めに付きやすいです。ただ、新車との差額がそのまま残るとは限りません。
e-BOXERの中身はe-BOXERはなぜ廃止?で詳しく見ています。
AWDとFWD、売る時に差は出る?
現行のFWDとAWDは、新車で269,500円の差があります。売る時もこの差がある程度は残ると言われます。
特に、雪の多い地域ではAWDを探す人が多く、売りやすくなることがあります。
- 雪国や山あいの地域で売る
- 冬に向けて中古車が動く時期に売る
- スバルらしさを求める買い手が多い
- 雪の少ない都市部で売る
- 走行距離がかなり伸びている
- 下回りのサビが目立つ
ここで大事なのは、AWDの差額がまるごと戻ってくるわけではない点です。売値の差は、新車時の差額より小さくなるのが一般的です。
『じゃあFWDのほうが得?』と思うかもしれません。ただ、雪道を走るならAWDを選ぶ理由は売値だけではありませんよね。
駆動方式の選び方はFWDとAWDどっち?でお話ししています。

色でリセールはどれだけ違う?
色は、売る時に差が出やすいポイントの1つです。現行のボディカラーは7色あります。
| ボディカラー(2026年9月改良後) | 有料色の追加額 | 売る時の傾向 |
|---|---|---|
| クリスタルホワイト・パール | +33,000円 | 定番色で売りやすいと言われる |
| クリスタルブラック・シリカ | なし | 定番色で売りやすいと言われる |
| アイスシルバー・メタリック | なし | 好みが分かれにくい |
| マグネタイトグレー・メタリック | なし | 好みが分かれにくい |
| サファイアブルー・パール | なし | スバルらしい色として探す人もいる |
| シトロンイエロー・パール | +33,000円 | 買い手が限られやすい |
| イグニッションレッド(新色) | +55,000円 | 中古の評価はまだ見えない |
白(パール)や黒は、どの地域でも探す人が多いので売りやすいと言われます。個性色は、好きな人には高く評価されますが、買い手の数は少なめです。
『白パールの33,000円は、売る時に戻ってくる?』という疑問もよく聞きます。
結論から言うと、まるごと戻ることは期待しにくいです。ただ、売りやすさで少し得をする、くらいに考えておくと気が楽です。
色の評価は時期と地域で動きます。好きな色を選んで長く乗るのも十分ありです。色ごとの選び方は全ボディカラー一覧と人気色で詳しく見ています。
年式と走行距離で売値はどう変わる?
売値を一番大きく動かすのが、年式と走行距離です。ここは車種を問わず同じですよね。
年式(車検のタイミング)
売るタイミングとしてよく考えられるのは、車検の前です。新車から3年・5年・7年がひとつの区切りになります。
| 区切り | 売る時の考え方 |
|---|---|
| 3年(初回車検前) | 年式が新しく、売値が付きやすい |
| 5年(2回目車検前) | 走行距離しだいで差が開く |
| 7年(3回目車検前) | 年式の影響が大きくなる |
| 10年以上 | 状態と走行距離の影響がさらに大きい |
6代目(GU系)は2023年4月に発売されたので、2026年10月の時点でいちばん古い車でも3年半ほどです。初回の車検を迎え始めた段階ですね。
走行距離
一般的に、年1万km前後が平均的な走り方と言われます。それより大きく多いと、売値は下がりやすくなります。
- 走行距離が、5万km・10万kmなどの区切りを超える前か
- 整備記録(点検の記録簿)がそろっているか
- 外装のキズ・へこみ、内装の汚れやにおい
- 純正パーツを取っておいたか(社外品に替えた場合)
前の世代(インプレッサスポーツ・G4)はどう見られる?
5代目(GT/GK系)までは「インプレッサスポーツ」(5ドア)と「G4」(セダン)という名前でした。6代目の今はセダンが無いので、G4は前の世代だけの車です。
セダンを探している人には、G4がそのまま候補になります。ただ、年式がたっているぶん、売値は走行距離と状態で大きく変わりますよ。
名前の違いはインプレッサスポーツ・G4とはで見ています。
雪国で使った車は下回りに注意
インプレッサはAWDを選ぶ人が多く、雪の多い地域で乗られている車も少なくありません。
融雪剤がまかれた道を走ると、下回りにサビが出やすくなります。サビが目立つと、査定で低く見られる原因になることも。
冬のあとに下回りを洗っておく、点検の時にサビを見てもらう。こうした手入れが、売る時の値段を守ることにつながりますよ。
年式・走行距離ごとの考え方はインプレッサの買取相場で詳しく見ています。
新車価格の差は売る時にどれだけ残る?(計算例)
ここが大事なところです。新車価格の差が、売る時にどう変わるかを計算例で見てみます。
下の表は、仮に残価率を50%とした場合の計算です。実際の残価率は時期・状態・地域で変わるので、考え方の例として見てください。
| 仕様(新車価格・税込) | 新車価格 | 仮に50%残った場合 | FWDとの差 |
|---|---|---|---|
| Smart Edition FWD | 2,865,500円 | 1,432,750円 | 基準 |
| Smart Edition AWD | 3,135,000円 | 1,567,500円 | 134,750円 |
| FWD+白パール(+33,000円) | 2,898,500円 | 1,449,250円 | 16,500円 |
| FWD+イグニッションレッド(+55,000円) | 2,920,500円 | 1,460,250円 | 27,500円 |
同じ割合で残ったとしても、新車時の差額は半分になります。オプションや有料色は、その割合より低く見られることも多いです。
『それならオプションは付けないほうがいい?』と思いますよね。
実は、売値のためにオプションを減らすより、乗っている間に使うかどうかで決めるほうが満足しやすいです。
必要なオプションはオプションは何を付ける?で見ています。

装備やオプションは売る時にどう見られる?
2026年9月改良後は、いくつかの装備がメーカー装着オプションになりました。フルLEDハイ&ロービームランプ、アダプティブドライビングビーム、運転席10ウェイ・助手席8ウェイのパワーシートなどです。
こうした装備は、後から付けられないぶん、中古で探す人には分かりやすい魅力になります。ただ、査定の時に外から見ただけでは気づかれないことも。
| 装備の種類 | 売る時の見られ方 |
|---|---|
| メーカー装着オプション(ライト・パワーシート等) | 後付けできないので、伝えれば評価されることがある |
| 販売店で付けるアクセサリー | 好みが分かれ、評価は小さめになりやすい |
| 社外パーツ | 業者によって評価が分かれる。純正に戻せると安心 |
| ナビ(11.6インチディスプレイ) | 全車標準なので、差にはなりにくい |
『せっかく付けたのに、気づかれなかった』とならないよう、査定の時は注文書や装備の分かる書類を見せてみてください。
残クレの場合は「残価」を見る
残価設定ローンで買う場合は、契約時に数年後の残価が決まります。残価を超える値段で売れれば、その分は手元に残ることもあります。
詳しくは残クレは損か得かで、総支払額を比べています。
リセールを上げるには?売り方で差がつくところ
車そのものの条件は変えられませんが、売り方で差がつくところはあります。
- 今の車にどれくらいの値段が付くか、相場を調べておく
- 下取り額と買取額を比べる(どちらか一方で決めない)
- 車検の前、走行距離の区切りを超える前に動く
- 洗車と車内の掃除をして、整備記録を用意する
- 複数の業者の査定額を並べてから決める
下取りは乗り換えの手続きがまとめて済むのが楽な点です。買取は複数の業者が値段を付けるぶん、高い値段が出ることもあります。
違いはインプレッサを高く売るには?、下取りの交渉は下取り額の目安と交渉の順番で詳しく書いています。
今のインプレッサにいくら付くかを一度調べておくと、乗り換えの予算も立てやすくなりますよね。
インプレッサ買いたいドットコム
インプレッサの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、インプレッサの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
新車の値引きと合わせて乗り換えの総額を考えたい方は、インプレッサの値引き相場と限界額もどうぞ。
よくある質問
インプレッサのリセールバリューは高いほうですか?
人気のSUVと比べると、5ドアハッチバックのインプレッサは売値が伸びにくい傾向があると言われます。ただ、年式・走行距離・状態・地域で大きく変わるので、売る前に相場を調べておくのがおすすめです。
AWDとFWDでは、どちらがリセールに有利ですか?
雪の多い地域ではAWDを探す人が多く、売りやすいことがあります。ただ、新車時の差額269,500円がそのまま残るわけではなく、売値の差はそれより小さくなるのが一般的です。
リセールが良い色は何色ですか?
白(クリスタルホワイト・パール)や黒(クリスタルブラック・シリカ)は、探す人が多く売りやすいと言われます。ただ、色の評価は時期で動くので、好きな色を選んで長く乗るのも十分ありです。
e-BOXERが廃止された今、中古のe-BOXERは売値が下がりますか?
廃止が売値にどう効くかは、まだはっきりしていません。燃費の良さを評価する人もいれば、ガソリン車で十分と考える人もいます。売る時は、その時点の相場を見て判断するのが確実です。
何年で売るのが一番得ですか?
よく考えられるのは、車検の前(3年・5年・7年)と、走行距離が5万km・10万kmを超える前です。乗り換えの予定に合わせて、この区切りの少し前に相場を調べてみてください。
まとめ
- インプレッサの売値は、年式と走行距離でほぼ決まる
- AWDは雪国で売りやすいが、新車時の差額269,500円がそのまま残るわけではない
- 白パールや黒は売りやすいと言われ、有料色の追加額は戻りにくい
- e-BOXER廃止が売値にどう効くかは、まだ見えていない
- 下取りと買取を比べ、複数の査定額を並べてから決める




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