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スバル インプレッサを検索していて、「未使用車」「新古車」の文字に目が止まった方も多いはずです。ほぼ新車なのに安いなら、そっちのほうが得に見えますよね。
結論から言うと、得かどうかは「本体の安さ」だけでは決まりません。新車の値引きを入れた総額と、未使用車の総額を同じ物差しで並べた時に、初めて答えが出ます。
この記事を読むと、インプレッサの未使用車を選んでいい場面と、新車を待ったほうがいい場面が分かります。
インプレッサの新古車(未使用車)って、そもそも何?
新古車と未使用車は、同じものを指しています。販売店が一度ナンバーを付けて登録しただけで、ほとんど走っていない車のことです。
いまは「未使用車」という呼び方が一般的です。この記事でも以降は未使用車と書きますね。
未使用車は「登録済みの新車同様の車」です。車検証上は中古車扱いになるので、新車とは条件がいくつか変わります。
『でも、走ってないなら新車と同じでしょ?』と思いますよね。走行距離はほぼゼロでも、書類の上では1人目のオーナーが販売店側になります。
なぜそんな車が出るのかというと、販売店やメーカー側の登録台数の都合で先に登録されることがあるからです。展示車や試乗車上がりとは別物なので、そこは分けて考えておきましょう。
| 種類 | 走行距離 | 登録 | 車検の残り |
|---|---|---|---|
| 新車 | ほぼ0km | 自分が初回登録 | 新規登録から3年 |
| 未使用車 | ほぼ0km | 販売店が登録済み | 登録日から3年の残り期間 |
| 試乗車上がり | 数百〜数千km程度が多い | 販売店が登録済み | 登録日から3年の残り期間 |
新車価格を物差しにすると、どこから「得」になる?
比べる前に、まず物差しになる新車価格を押さえておきましょう。現行インプレッサは2026年9月17日発表の改良(D型)で、2.0Lガソリンの「Smart Edition」1グレードになりました。
| グレード(2026年9月改良後) | FWD | AWD |
|---|---|---|
| Smart Edition(2.0Lガソリン) | 2,865,500円 | 3,135,000円 |
価格はメーカー希望小売価格(消費税10%込)です。有料色を選ぶと、クリスタルホワイト・パールとシトロンイエロー・パールが各33,000円、イグニッションレッドが55,000円上乗せになります。
ここが大事なところです。未使用車の価格は、この新車価格から「値引き」を引いた額と比べないと意味がないんです。
例えば、新車で交渉して値引きが付けば、その分だけ差は縮みます。値引きの目安と交渉の順番はインプレッサの値引き相場と限界額で詳しく見ています。

仮の数字で比べてみると
分かりやすいように、仮の数字で計算してみますね。下の表の「未使用車の本体価格」と「新車値引き」は、あくまで説明用の例です。
| 項目 | 新車(Smart Edition FWD) | 未使用車(仮の例) |
|---|---|---|
| 車両本体 | 2,865,500円 | 2,650,000円 |
| 値引き(仮) | 150,000円 | 交渉の余地は小さめ |
| 本体の実質 | 2,715,500円 | 2,650,000円 |
| 本体の差 | 基準 | 65,500円安い |
この例だと、本体の差は6万円台まで縮みます。表示価格だけ見て「20万円以上安い」と思っていても、新車の値引きを入れると話が変わることも。
実際の差は時期と地域、在庫の数でかなり動きます。数字は見積もりを取ってから自分の条件で入れ直してみてください。
未使用車で損をしやすい3つのポイント
安く見えても、あとで差額が消えるパターンがあります。インプレッサで特に気をつけたいのは次の3つです。
本体価格だけで決めて、オプションと車検の残りを見ないまま契約してしまう。
1. メーカー装着オプションはあとから付けられない
2026年9月の改良で、フルLEDハイ&ロービームランプ、アレイ式アダプティブドライビングビーム、運転席10ウェイ/助手席8ウェイパワーシートなどはメーカー装着オプションになりました。
メーカー装着オプションは工場で組み込むものです。未使用車は登録済みなので、付いていない装備を後付けで同じ形にするのは難しいんです。
『ヘッドライトなんて何でもいいかな』と思うかもしれません。ただ、夜の運転が多い方にとっては、ここが一番の分かれ目になることもあります。
2. 車検の残りが短くなっている
新車は新規登録から3年後が初回車検です。未使用車は販売店が登録した日から数え始めるので、店頭に並んでいた期間だけ車検の残りが短くなります。
例えば登録から半年たった未使用車なら、初回車検までは2年半ほど。何年乗るつもりかで、この差の重みは変わります。
3. 色と駆動方式を選べない
現行色は7色あります。未使用車は「いまある在庫」から選ぶので、欲しい色とFWD/AWDの組み合わせがあるとは限りません。
| 選べる範囲 | 新車 | 未使用車 |
|---|---|---|
| ボディカラー(全7色) | 自由に選べる | 在庫にある色だけ |
| FWD/AWD | 自由に選べる | 在庫にある方だけ |
| メーカー装着オプション | 注文時に選べる | 付いている物だけ |
| 納車までの期間 | 生産を待つ | 在庫ならすぐ |
未使用車が向いている人・新車が向いている人
『結局、自分はどっちなの?』と迷いますよね。
ここまでの話を、どんな人に合うかでまとめておきますね。どちらが正解というより、何を優先するかの問題です。
- すぐに車が必要で、生産を待てない
- 色や装備に強いこだわりがない
- 見積もりの総額で比べて、新車より安いと確かめられた
- 色やFWD/AWDを自分で選びたい
- フルLEDランプやパワーシートを付けたい
- 長く乗るので車検の残りを満タンでスタートしたい
納期が気になって未使用車を探し始めた方も多いはずです。いまの注文から納車までの目安はインプレッサの納期と生産状況にまとめています。
納期が思ったより短ければ、新車で欲しい仕様を選ぶ余裕も出てきますよね。
売る時の値段にも少し差が出る
あまり語られませんが、手放す時のことも考えておくと安心です。未使用車は書類上「2人目のオーナー」になるので、査定の場面で新車購入の車と扱いが変わることがあります。
とはいえ、走行距離や状態、色のほうが値段への影響は大きいものです。何年乗るか、どの色を選ぶかのほうを先に考えておくのがおすすめです。
色やグレードで売値がどれくらい違うかはインプレッサのリセールバリューで見ています。
e-BOXERが欲しい人は未使用車・在庫車が最後の選択肢
ここはインプレッサならではの話です。2026年9月の改良で、2.0L e-BOXER(マイルドハイブリッド)のST-G・ST-Hは廃止になりました。
つまり、e-BOXERのインプレッサを新しい状態で手に入れるには、販売店の在庫車か未使用車を探すしかありません。
| 項目 | Smart Edition(現行・ガソリン) | e-BOXER(旧ST-G/ST-H) |
|---|---|---|
| 新車での注文 | できる | できない(生産終了) |
| WLTC燃費 FWD | 14.0km/L | 16.6km/L |
| WLTC燃費 AWD | 13.6km/L | 16.0km/L |
| 改良前の価格 FWD | 基準 2,865,500円 | ST-G 2,959,000円/ST-H 3,157,000円 |
燃費の差だけを見ると、e-BOXERが少し有利です。ただ、改良前のe-BOXER車は価格も高かったので、未使用車の値付けしだいで損得が入れ替わります。
『ハイブリッドのほうが得そう』という気持ちは分かります。e-BOXERの中身と、中古で買う価値はe-BOXERの廃止理由と中古で買う価値で詳しく比べています。

見に行く前に確かめることと、比べる順番
店頭やネットで良さそうな1台を見つけたら、次の項目を確かめておきましょう。見落とすと、あとから差額が消えることがあります。
未使用車のチェックリスト
- 車検証で初度登録年月と車検の満了日を確かめる
- 型式でガソリン車(3BA-GU6/3BA-GU7)かe-BOXER車かを確かめる
- 付いているメーカー装着オプションを一覧でもらう
- ボディカラーが有料色かどうかを確かめる
- メーカー保証の継承手続きと費用を聞く
- 諸費用の内訳(登録代行・納車費用など)をもらう
特に型式は大事です。改良前のガソリン車「ST」や、e-BOXER車の在庫が混ざっていることもあるので、どの年式・グレードなのかは車検証で確かめるのが確実です。
販売店との会話は、例えばこんな感じで十分です。
「この車、初度登録はいつですか?」
「先月です。車検は登録から3年なので、残りは2年11か月ほどですね」
これだけで、車検の残りと店頭に並んでいた期間が分かります。
総額で比べる手順
次に、新車と未使用車を同じ物差しで比べる順番です。この順番で進めると、迷う時間がぐっと減ります。
- 新車のSmart Editionで、欲しい色と駆動方式の見積もりを取る
- 値引きを入れた新車の乗り出し総額を出す
- 未使用車の乗り出し総額(諸費用込み)を出す
- 車検の残りとオプションの違いを、お金に直して足し引きする
- 差額が自分にとって納得できる額かで決める
乗り出し総額の考え方はインプレッサの乗り出し価格、見積書のどこで差がつくかはインプレッサの見積もりの見方が参考になります。
諸費用は「同じ項目」で並べる
見積書の諸費用は、販売店ごとに項目の名前や含め方が違います。新車と未使用車で項目をそろえて並べないと、正しく比べられません。
例えば、未使用車の見積もりに「納車準備費用」や「保証継承費用」が入っていて、新車側には無いこともあります。項目名を書き出して、1行ずつ照らし合わせてみてください。
自動車税は年36,000円です。登録月の翌月から月割りで払う仕組みなので、未使用車だと購入時の負担が見積もりに含まれているかも見ておきましょう。
インプレッサ買いたいドットコム
インプレッサの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、インプレッサの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
在庫は条件で絞って見ると、未使用車がどれくらい出ているかがつかめます。色・駆動方式・型式で絞ってから、気になる1台の総額を新車と並べてみてください。
よくある質問
インプレッサの新古車と未使用車は違うものですか?
同じものを指しています。登録だけ済ませて、ほとんど走っていない車のことです。いまは「未使用車」と呼ぶのが一般的です。
未使用車は新車よりいくら安いのが普通ですか?
決まった相場はなく、時期と地域、在庫の数で変わります。新車の値引きを入れた総額と比べないと、本当の差は分かりません。
未使用車でもメーカー保証は受けられますか?
保証期間は初度登録日から数えるのが一般的です。保証を引き継ぐ手続きと費用は、購入前に販売店で確かめておきましょう。
e-BOXERのインプレッサは新車で注文できますか?
2026年9月の改良でe-BOXERは廃止され、新車の注文はできません。在庫車・未使用車・中古車から探すことになります。
未使用車にあとからパワーシートを付けられますか?
パワーシートやフルLEDランプはメーカー装着オプションです。工場で組み込む装備なので、欲しい場合は付いている車を選ぶのが現実的です。
まとめ
- 未使用車は登録済みの新車同様の車で、車検証上は中古車扱いになる
- 比べる相手は新車の表示価格ではなく、値引き後の総額
- メーカー装着オプション・車検の残り・色と駆動方式の選択肢で差が出る
- e-BOXERを新しい状態で買うなら、在庫車か未使用車が最後の選択肢
- 型式と初度登録は車検証で確かめる



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